さて、「カラテ」ってなんでしょう?
◆その昔、日本の沖縄県は「琉球」と呼ばれていた時代がありました。
その琉球で空手は生まれ、そして発展したのです。
その後、空手は大正時代の末期に東京に伝わったと言われています。
このため空手が東京に伝わったのは一般的に思われているほど古くではありません。
◆カラテの競技方式では、いくつかの方式に分かれています。
ここでは「空手の型」に関しては、話を混乱させないために、一度、後まわしに致しましょう。
◆空手の競技方式では、大きく分類して「2つの方式」があります。
打撃を直接身体に出す方式と、身体に当てずに「ポイント」を取るような方式の2つです。
どの方式にしても、明快なルールの下で安全に行うことを目指しています。
基本的に空手は素手、素足で行いますが、しかし今では安全確保のことで、いくつかの安全具を使用しています。
◆空手の競技方式で、さてどちらの方式が正しいのか、又、正統であるかを、ここで言及することは、私は、まったく意味はないと思っています。
それは双方とも素晴らしい部分を持っているからです。
◆どのような方式であれ、今では「空手」は皆様が驚く以上に世界中に広まっている現実があります。
空手は格闘技の一つですが、同時に大切な日本の文化でもあるのです。
◆基本的に「空手」は何も持たずに行いますが、その昔、琉球では民衆からは一切の武具を取り上げられていた歴史がありました。
そこで、自分の家族を守るために、やむを得ず、そばに置いてあった「農具」を使用した護身術も発達いたしました。
その時代、迫り来る外敵からの危険から家族を守るためには、ほかに選択肢が無かったのです。
◆このことから、空手の師範や指導員は、空手稽古の一環として当然に武器術も行うことができます。
同時に、歴史の検証としても、これらの武器術は普通に行えねば成らないとも思っています。
ここ、青山カラテスクールでは空手の「緑帯」以上の階級から武器術の指導を開始いたします。
◆ここのカラテスクールでは、ゆっくり、そして着実に始めます。そして、稽古は決して難しいことではありません。
なぜならば、私たちが十分に分かり易く そして 丁寧に伝えるからです。
◆私は日本の文化である空手を、皆様と一緒に 次世代にしっかりと伝承したいと思っています。
ぜひ、私たちと一緒に日本の誇る伝統文化である空手を、ここ北区王子の地で楽しみましょう!