2022年7月8日金曜日、安倍晋三元総理大臣が凶弾に倒れたとのニュースが飛び込みました。そしてその後、お亡くなりになられたとの悲報に変わりました。聞くところによりますと、当該病院では合計20ℓに及ぶ輸血をされたようです。しかし残念ながら蘇生には至らなかったと聞きます・・。
私は自由民主党の党員では有りません。政治的には単なる無党派層の一人です。当然ながら人の評価、そして気持ちは様々だと思います。ただ私の個人的な思いでは、安倍晋三元総理大臣は日本の歴代の総理大臣の中で、一番まともに見えた方だと思っています。安倍晋三氏は桜を見る会などで多くの批判を浴びていました。しかしながら、それら批判をしている側の人間らが過去、まったく同じ行いを(桜を見る会を大々的に開催)していた事実を思い出すにつれ、どの口で他人を批判できるのかと心底、開いた口がふさがりませんでした。
閑話休題。あまりに突然の悲報で、私には発する言葉も見つかりません。
東京の警視庁警備部には別途、特殊部隊としてSATとSITと云う2つの組織が配置されています。そのうちのSAT組織OBの方に、今回の安倍晋三元総理大臣が凶弾に倒れるあたりの映像を見ての感想を発言されています。
(談)当然ながら公開の場面の要人警護は非常に大変で困難を極めます。もしこのような状況を東京・警視庁が所管していたならば、各セクション含めた総合的な警護体制をとります。この場合(制服私服を含めて)最低でも周囲に50人は配置します。当然、この場所周辺、すべてにです。
ましてや、今回のような場合、映像でも要人の背後で大きな荷物を抱えている不審者が現認出来ます。さらにその不審者はキョロキョロと周囲を伺う挙動不審な態度を示してもいます。このような者は確実に職質(職務質問)の対象になり得ます。必要ならば速やかに持ち物検査実施も有りましょう。しかしながら今回の映像を見る限り、安倍晋三元総理大臣の周囲に(特に背面側に)これら警護に必要な人員配置が全く成されていないと云うことが分かります。私にはまったくこの警備体制が理解できません。・・・このように言われていたのが印象的でした。
起きてしまったことは取り返しがつきません。物事の事後における、たら、ればの言葉には、ただただ虚しさばかりが残ります。
合掌!
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