情報戦・・・

日本で「情報」と云う言葉は単に1つだけのように思われますが、英語圏では「インフォメーション/information」と「インテリジェンス/intelligence」の2つがあると云われています。このうちのインフォメーションと云われるものは一般的に公開されている事項で情報全体の80%以上は、これら公開されている内容をいいます。またインテリジェンスと云われるものはどちらかと云うと秘密情報を含んでいるものです。これらは重要データもそうでしょうし人間を介在とした機密情報もこれに当たりましょう。しかしながら、さらりと一般的に公表されているインフォメーションの中に実に重要な内容が含まれていることが多いとも云われています。プロパガンダ/政治宣伝を含めて、これら情報の出し方いかんで全体の事態がガラリと変わってしまうことがありましょう。

2022年2月24日からプーチン/ロシアは隣国ウクライナに侵略を始めました。約1か月を越えた現在もウクライナ状況は混迷を深めています。

私は、2021年12月頃からのアメリカ大統領バイデン爺さんの発言にある種の違和感、心のどこかに引っかかる/危ない兆候があるように感じていました。さて、そのように感じたのは果して私だけだったのでしょうか?!。そのバイデン爺さんの発言内容とは「アメリカ合衆国としてウクライナ情勢に憂慮をしているが、この場面にアメリカ合衆国は参戦はしないだろう!」と言ってのけたのです。それもその後時期をずらして、数回にわたり繰り返し発言していました。

さて、この情報を聞いたロシア/プーチンはどのように感じたでしょう!?・・アメリカ合衆国が参戦しないと云うことは、まず、NATO軍も出てこないということ。ならば以前(ロシアにしてみれば)上手くいった2014年3月のクリミア半島侵略のように短期間でロシアに有利な方向で決着が着くのではないかと、その時プーチンらが考えてもおかしくありません。

ん・・・もしかすると・・・・逆に、あの当時のバイデン爺さんの発言は、敢えて事態を煽り、そして混乱をさせるために言っていたのだろうか?!‥‥

<閑話休題>一ときも早く、ウクライナに平穏が訪れることを祈願して!

 

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